ご飯のお供に大活躍！宮崎の幻の佃煮を復元した「こしょう漬け」の通販はサムアンドアランさんまで！

少子高齢化が進む現代で、地元ならではの歴史ある特産物が今、手間やコスト面の負担から後継者を見つけられずに人知れず姿を消しているという現状をご存知でしょうか。

昔の人々の努力で生まれた伝統は、願わくばいつまでも受け継がれてほしいところ。それならば今の時代に、こうした思いを受け継ぐ商品にはどんなものがあるのかと調べていたところ、宮崎県五ヶ瀬地方で伝承されてきた「こしょう漬け」という商品を発見。

こしょう漬けは、戦前・戦中に主婦の間で作られた宮崎の伝統食材で、食生活の変化や作り手の他界により自然消滅をしたことから「幻の佃煮」と称されています。この幻の商品をどのようにして復元させ販売にまで辿り着くことができたのか、加工食品の開発製造を行う会社、サムアンドアランさんにお話を伺いました！

幻の佃煮！ご飯のお供に！宮崎の伝統を復元した「こしょう漬け」

柚子こしょうの「こしょう」の意味と同様に、こしょうとはお馴染みの「胡椒」ではなく九州の方言で「唐辛子」のことを言うのだそう。この「こしょう」を宮崎県産のシソの実、しょうゆ、ゆず、刻み昆布、いりこ、にんにく、米麹と一緒に漬け込んで、手間暇をかけてようやく完成させたのがサムアンドアランさんの「みさとの五ヶ瀬こしょう漬け」。

幼い頃に食べたきり、いつの間にか見かけなくなったあの伝説の味を復元させるべく、何度も試作を繰り返してようやく完成させたというこのこしょう漬けは、昨年クラウドファンディングで目標額に対して200%以上の達成を果たし、ついに販売まで辿り着いたという珠玉の一品。

とにかくご飯のお供として相性バッチシ！かつ、ピリッとしたアクセントがやみつきで、研究しつくされた奥深い味わいから毎日食べたくなるまさに幻級の佃煮なのです！

というわけで、ここからはインタビューにてその魅力をお届けしてまいります！

宮崎の伝統食材を美味しく継承させるまでの研究とこだわり

まずはサムアンドアランさんが、「こしょう漬け」という宮崎の伝統の佃煮を復活させようと思ったきっかけをお伺いしたいです。

はい。そもそものきっかけは、弊社のコンセプトの一つとして「失われた伝統食材を美味しく継承したい」という思いがあったことからです。

そして今回復元したこしょう漬けは、九州でもスキーができるほど寒いと言われる五ヶ瀬町で、「農家の保存食」として、自分達の農産物だけでも食べられるよう工夫して作られたという佃煮です。

昭和の後期になくなった幻の味でしたが、自分自身が幼い頃に食べた記憶を必死に蘇らせながら復元を目指して取り組んでまいりました。

代表自身も食べたことのある食材だったのですね。記憶をもとに再現するというのは、とても苦労したのではないでしょうか。

そうですね。ただ、作ると決めた以上はとことんこだわりたいという気持ちが強くありました。

そこで、私たちだけで完成をさせるのではなく、現在ただ1人だけ残る79歳の作り手の方へ直接レシピを取材したり、全国でこしょう漬けの味を知るという方々へ官能評価（味覚・嗅覚・視覚・聴覚・触覚の評価）を依頼したりと、味の客観性も納得がいくまで徹底的に追求したんです。

伝統食材の継承のために、開発側が納得したら終わりではなく、とことん時間をかけて客観性も大事にされたという姿勢がとても素晴らしいです。

では、サムアンドアランさんが「みさとの五ヶ瀬こしょう漬け」の販売に向けてあえてアレンジをされた部分などは何かありますか？

もとのこしょう漬けは保存食でもあったことからしょうゆの塩味が強かったので、それを現代人がより食べやすくなるように調整させています。

具体的にはどのような工夫をされたのですか？

試行錯誤を重ねた結果、食品を寝かしこむ前に米麹を投入し、涼しい環境下で6か月熟成させるという手法を取り入れたことで理想的な味に辿り着けました。

また、その中でも熟成を経て、味見をしたうえで「これなら！」というこだわりのものだけを瓶詰めしています。

すみずみまで熱意を感じるこだわりのこしょう漬け、益々食べてみたくなりました！

絶品！五ヶ瀬こしょう漬け・おすすめの食べ方

せっかくなので、代表がおすすめするこしょう漬けの美味しい食べ方をいくつか伺ってみたいです！

承知いたしました！

まず、何より簡単かつ一度は試してほしいのは白いご飯のお供としてですね。

シンプルだからこそそれぞれの美味しさが引き立ち、最高のご飯のお供となってくれそうです！

ちなみに、私の友人は卵かけご飯のお供にする食べ方にハマっていると教えてくれました。

見た目も最高ですね。卵かけごはん、絶対に試してみたいです！

ありがとうございます。

基本的にお米との相性がバツグンなので、おにぎりの具にもおすすめなんですよ。特に炊き立てのお米と一緒に焼きのりで包み、熱いうちにほおばるのが絶品です。

今、なんとしても美味しいお米を炊かなくてはという使命感に駆られています！

せっかくなら美味しいお米と一緒に食べたいですよね。

ちなみに当店の販売サイトから購入できるメニューには、おにぎりセット・ファミリーセット・グランドセットという3種類のセットメニューがあるのですが、これらにはすべて「ヒノヒカリ」という、全国のコンテストで特Aを3年連続受賞している宮崎のお米を1kg分同梱しています。

希少で美味しい新米をぜひ、この機会にご堪能いただければと思っています。

とても嬉しいセットですね。宮崎のこだわりの味を満喫できること間違いなしです。

では、お米以外にも何か美味しい食べ方はありますでしょうか？

もちろんお米だけではなく、たとえば冷ややっこや麺類の薬味に使うのも最高です。

いつもとは違うピリッとしたアクセントに、やみつきになる方が多数いらっしゃるんですよ。

こしょう（唐辛子）のピリ辛さがかなり良いアクセントになってくれてそうで、とても食欲をそそられます！

ほかにも厚揚げに挟んで焼くという食べ方もとてもおすすめですよ。

相性の良い食材はたくさんあるので、購入した方はぜひ、いろんな料理に取り入れてバリエーションを楽しんでくだされば幸いです。

ご飯のお供ならコレもおススメ！ニラ味噌＆はりはり漬け

また、サムアンドアランでは「みさとの五ヶ瀬こしょう漬け」以外にもご飯との相性が抜群な商品をいくつかご用意していますので、ぜひ併せてご賞味いただけますと幸いです。

たとえばどのような商品があるのか、ぜひお伺いしたいです。

一つめは、イリコをゴマ油で炒めてから味噌を入れてさらに炒める「みさとのニラ味噌」です。

このニラ味噌は宮崎県民のソウルフードで、「油みそ」と呼ばれて親しまれているんですよ。

こしょう漬けとはまた違った、味噌の奥深い味わいを楽しめそうですね。

もう一つご紹介をしたいのは、「みさとのはりはり漬け」という切り干し大根を醤油に漬けた商品です。

こちらは醤油・ゆず・キムチの3種類バリエーションがあります。

どの商品も美味しそうです。ちなみに、みさとのニラ味噌とみさとのはりはり漬けも販売サイトから購入することはできますか？

現在のところ、ファミリーセットとグランドセットをご購入の方へ一緒にお届けしています。

セットにてご提供をしている商品はどれも自信作ばかりですので、日頃からとてもご好評いただけています。ぜひ販売サイトから詳細をご確認のうえ、お好みのラインナップをみつけてゲットしていただければ幸いです。

販売中メニュー・料金表

お米好き必見！宮崎の幻の佃煮を味わいたい方はサムアンドアランの通販へ

というわけで今回は、消えかけていた宮崎の伝統の佃煮を復元させ、現代人向けにアレンジして見事に販売をスタートさせたという「みさとの五ヶ瀬こしょう漬け」についてご紹介をしてまいりました。

炊き立ての白米、卵かけご飯やおにぎりなど、お米好きの方はぜひお試しいただきたいやみつきの調味料ですよ。これから待ち受ける暑い季節には、冷ややっこや冷たいおうどんとも最高の相性のはず♪

また、こしょう漬けをはじめとする加工食品の開発製造をメインに行う会社、サムアンドアランさんは、就労支援活動の一環として障害を持つ方々や高齢者の方々にて製造生産を実施しているとのこと。『働く人たちの士気向上を図り、自分たちが精魂込めて作った、自信作を世に送り出したい』という思いを掲げて日々精力的に業務へ取り組まれています。

作り手側の熱い思いがたくさん詰まった珠玉の一品をぜひ一度、お買い求めください！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。