最近はコンビニなどでも「プレミアム」や「こだわりの」といった枕詞が付く、値段が高めの、特別感のある商品が人気ですね。
しかし一方で、素朴な味で、素材の味を楽しめるような商品はなかなか見かけなくなっています。
素材の美味しさを活かした、自然な味わいの商品はなかなか食べられないですよね。
すると、豊田市に「Prakrti」さんという紅茶カフェがあり、そこの食パンはバターや防腐剤などを使用しておらず、素材本来の美味しさを楽しめるとのこと。
「こだわりのない食パン」として商標登録もしてらっしゃるそうで、ぜひ一度お話を伺ってみたいと思い、お邪魔してきました。
「Prakrti」さんは他にも植物油を使用していない、本場ヨーロッパ仕込みの後味がすっきりとしたジェラートや、砂糖にこだわり、ベーキングパウダーなどの添加物を使用していない菓子パン、種類豊富で自然な味わいのパスタ、そして自慢の40種類以上ある紅茶など、どれを取っても美味しく、身体に良い商品で地元では大人気なのだそう。
また、主に夜にはりんごのお酒であるシードルや、数十種類ある中からセレクトしてもらえるチーズの盛り合わせなど、バーのような楽しみ方もできるそうです。
他にもご紹介しきれないほど多くのメニューがあり、その一つひとつに代表がこだわりを持っているそうです。
また、一つひとつのテーブルを大きくしていて、テーブル間の距離を大きく保っており、ソーシャルディスタンスが徹底されているそうです。
店内飲食の場合でも、安心して寛げそうですね。
愛知県近郊にお住まいで、美味しい食パンや紅茶を楽しみたい方、色々な紅茶を飲んでみたい方は愛知県豊田市にある「Prakrti」さんについて代表へのインタビューを交えながら詳しくご紹介している本記事を最後までお読みください!
「こだわりのない食パン」とは?
愛知県豊田市にある「Prakrti」さんですが、まずは商標登録もされている「こだわりのない食パン」について詳しくお話を伺いました。
少し変わった名前ですが、どのような意味合いを持って付けられたのですか?
「こだわりのない」と聞くと「雑に作っている」と勘違いされる方もいらっしゃいますが、決してそうではなく「こだわりがないのがこだわり」なのです。
「どう考えても、この食材とこの食材は合わないだろう」と思うような組み合わせでも、話題性のみを重視したようなメニューが多いような気がします。
でも確かに、「SNSで見かけたお店だな」と思って入っても、いざ食べてみるとあまり美味しくない…といったことはよくあります。
「本来の味」に戻した、昔からある食パンの味を味わって欲しいと思っていて、「普通」にこだわったパンを提供しています。
バターや防腐剤を使用しておらず、国産小麦と天然酵母、粗糖、塩だけで作っているので、とびきり甘いというわけではありませんが、素材の風味や香りを味わっていただける、優しい味わいの食パンです。
ブレンドの割合を変えることで独自性を出している企業が多いですね。
しかし、当店はブレンドの違いで勝負するのでなく、国産小麦100%かつ、小麦の産地別や銘柄別にパンを作ることに専念しました。
毎日ほぼ完売しますし、複数の種類をはるばる遠くから買いにきてくれる方も居るので、もっと作れればいいんですけどね。
「Prakrtiのパンを食べたら他のパンを食べられなくなった」とおっしゃってくださる方や、知人に持っていきたいと複数個お買い上げいただく方、最近ではクチコミからご来店いただく方も多くいらっしゃいます。
水との相性を研究、おいしさを最大限引き出す紅茶
「Prakrti」さんは40種類以上もの紅茶があるそうですが、その紅茶へのこだわりについても代表にお話を伺いました。
紅茶の美味しさを最大限引き出すためにそれぞれの紅茶に合わせて調整しています。
また、入店時にお出しさせていただくお冷も同じものを使用しています。
先日は「この水はうちのと同じ味がする」と山間部できれいな水を普段から飲み慣れているというお客様に言っていただきました。
水へのこだわりがお客様に伝わって嬉しかったですね。
「本来の味」のために手間を惜しまない焼き菓子とデザート
「Prakrti」さんは焼き菓子やデザートも大人気です。
「本場の味」にこだわっているとのことですが、どういった工夫をされているのでしょうか?
焼き菓子、デザートについても代表にお話を伺いました。
「Prakrti」さんの焼き菓子やデザートは他のお店とは大きく異なるそうですが、どういった独自性があるのですか?
そうすることで材料の組み合わせや焼く温度など、本来の調理法を学ぶことができます。
「こんな感じだろう」ではなく、ベースがわかると、どのような工夫を凝らしているかなどがわかってきます。
そうして学んだ独自性などを更に活かすことで、他のお店には決して真似することのできない「本来の味」を作り出しています。
発展させることはとても大切ですが、料理は発明された時点で、ほぼ完成しているので「余計なこと」はしないほうが美味しいですし、何より添加物の入っていない、安心して食べることのできるものを提供したいという気持ちが強いですね。
会社概要
会社概要 | Prakrti |
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代表社名 | 菅沼博明 |
郵便番号 | 471-0079 |
住所 | 豊田市陣中町1-23-4 高橋ビル1階 |
駐車場 | 有り 6台 店の前に2台 道路の向かいに4台 |
営業時間 | 10:30~23:00 |
定休日 | 不定休 |
アクセス方法 | 梅坪駅から徒歩7分 |
席 | 6テーブル18席 |
保有資格(許可書) |
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アクセスマップ
安心して食べられる美味しい食パンなら豊田市の紅茶カフェ「Prakrti」さんがおすすめ!
ここまで、豊田市にある紅茶カフェ「Prakrti」さんについて代表へのインタビューを交えながらご紹介してきました。
「こだわりのない食パン」についての徹底したこだわりに始まり、紅茶の味の選定、紅茶をはじめとした多くの商品の味を左右する「水」へのこだわり、そして「本場の味」を再現するために食品が生まれた場所の歴史や背景についても学び、本来の製法に忠実に従うところに「Prakrti」さんの人気の秘訣はあるのだなと感じました。
昨今、奇をてらった商品、話題性のみを追及した商品がとても多いですが、「素材の美味しさ」を楽しみたい方、水からこだわっている美味しい紅茶が飲みたい方、「本場の味」を再現した焼き菓子やデザートを食べてみたい方はぜひ一度愛知県豊田市にある「Prakrti」さんに行ってみてはいかがでしょうか。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!