唐突ですが、ギターで弾き語りしている人ってカッコイイというイメージがあります。
昔からギターにはちょっとした憧れがあったのですが、なかなか行動に移すことが出来ませんでした。
そこでギターの事を友人などに教えてもらい、せっかく始めるなら特別なギターが欲しいと思うようになりました。
そこで色々調べ辿り着いたのが『Leaf Instruments – Nagasaka Guitars』という弦楽器のお店です。
読み方は『リーフインストゥルメンツ ナガサカギター』といい、ギターをメインに弦楽器の制作や修理をやっているそうです。
私の友人もそこのお店のオリジナルギターを持っているのですが、量産型のギターとは比べ物にならない仕上がりなのだそうです。
1本のギターを制作するのに多大な時間と労力を費やしているそうで、お値段は決して安いとは言えませんがその価値は十分にあります。
そこで今回はLeaf Instruments – Nagasaka Guitarsさんについてご紹介したいと思います。
以下Leaf Instruments – Nagasaka Guitarsさん→ナガサカギターさんと略します。
店舗情報
店舗名 | Leaf Instruments |
---|---|
代表者 | 長坂 幸彦 |
郵便番号 | 〒505-0002 |
住所 | 岐阜県美濃加茂市三和町川浦2612-4 |
電話番号 | 080-3664-1666 |
マップ
Web
価格表
葵 Aoi | ¥400,000円(税別) |
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桜 Sakura | ¥380,000円(税別) |
椿 Tubaki | ¥400,000円(税別) |
桔梗 Kikyou | ¥380,000円(税別) |
ギター作りへのこだわり
ナガサカギターさんのギターは素材からこだわっているそうで、特にこだわりが強いのが材料に使う木材だそうです。
常日頃から最高級の木材の買い付けに足を運び、良いものがあれば必ずストックしているのです。
使用する木材の質などでギターの音色などにも変化があり、最適な素材を使うことで最上の仕上がりになるのだといいます。
たしかにギターの素材で1番使用されているのが木材であり、その基盤がしっかりしたものだと品質も確かなものになるのは納得がいきます。
貝ではなく木材を
ギターの装飾品で高級品とされるの素材が貝なのですが、ナガサカギターさんでは貝を使用せず木材での装飾をしています。
貝で高級感が出るのはありまえですが、木材での装飾で高級感を出すのは本当に木材の知識が豊富でなければ出せないと思います。
実際にその装飾品を見せて貰ったのですが、貝にも引けとを取らない絶妙な存在感を感じました。
木材の素晴らしさをここまで引き出せるのは、私が知っている中ではナガサカギターさんが1番だと思います。
インスピレーション
ナガサカギターさんがギターを制作する際に、素材の柄や色合いなどのバランスや組み合わせを考え制作するそうです。
格別なギターを作るにはインスピレーションが大切だといい、想像力をフルに活動させ完成形を思い描いていくのです。
他のことでもそうですが、考え想像するということで作品のクオリティーが向上するという話を何度も聞いたことがあります。
そのイメージする力もギター作りに活かされているのだと知りました。
購入方法
ナガサカギターさんの販売は主にホームページからの購入となっています。
ホームページからお問い合わせし、希望のギターやオプションなど細かにメールする必要があります。
量産品と違い1つ1つ丁寧に制作しているので時間が掛かってしまうのだそうです。
基本的に発送までの日数は3ヶ月ほどなのだそうですが、注文状況などによって遅れる場合がありそうです。
ナガサカギターが買えるお店
ホームページでの購入の他にも、ナガサカギターさんはお店にギターを卸しているそうです。
卸している場所は、東京都渋谷区・大阪府吹田市・静岡県浜松市、の三店舗あるので、地元の方が居たらぜひ覗いてみて下さい。
お店の詳細はナガサカギターさんのホームページに掲載されてますので、ぜひご参考にして下さい。
ギターの種類
ナガサカギターさん制作しているオーダーギターは主に10種類ほどあるそうです。
形はすでに決まったモデルがあるのですが、素材の組み合わせによって音色を調整しているそうで真に自分だけの特別な1本を作ってくれます。
オーダーしてくれた人には、その人の好みの音色に合わせた木材をプレゼントしています。
ギター製作で使用している最高級の木材なので、ギターを手に入れた記念にもなり嬉しいプレゼントだと思います。
ギターモデルで人気があるのが、葵・桜・椿・桔梗、の4種類だそうです。
ギター紹介 葵(Aoi)
葵はナガサカギターさんのオリジナルギター第一号です。
大きさはコンパクトに設計しており、誰が使ってもフィットし扱いやすいギターです。
フレット面もしっかりと手に馴染む加工がしてあるそうで、初心者の方にも優しいギターだと思います。
音も安定しており音切れなどの心配も、ほとんど無いのだそうです。
演奏すると音がふわっと観客の方へ滑らかに流れるイメージがあります。
ギター紹介 桜(Sakura)
この桜は4種類のギターの中でも1番人気のギターで、王道タイプのギターです。
1番愛されるという事から、名前も日本一愛される樹である桜をリスペクトしているのだそうです。
幅広い音量を持ち、奏でると音の本質を楽しむことが出来ます。
ワンランク上を目指すために作られた桜は、ギター本体の様々な箇所が桜専用の仕様となっています。
注文時に裏板部分を2種類の木材から選べるので、詳しくはご注文時に聞いてみて下さい。
ギター紹介 椿(Tubaki)
椿は葵から派生したギターで低音仕様に設計し直したギターです。
全体的に板を調整してあり、ちょっとずっしりとしたイメージがあります。
演奏する際もしっくりと収まるので、どんな演奏スタイルにも馴染むのだそうです。
横と裏板は2種類から選ぶことができます。
ギター紹介 桔梗(Kikyou)
桔梗はギターの中でもクラシックタイプのギターです。
ギターそのものが大きめに設計してあり、見た目もすごくシンプルに作ってあります。
シンプルだからこその懐かしさや親しみやすさが人気の理由の1つかもしれませんね。
高音から低音までのバランスが良く、様々なシーンで安定した音を奏でることが出来ます。
表板は2種類、横・裏板は3種類から選ぶことが出来ます。
自分だけのギター
いまご紹介した通りギターは種類が多くあり、その特徴も千差万別です。
なので何が自分に最適なギターなのかを、じっくり考えてから購入するようにしましょう。
お値段も安くはないので新しいギターを買うにしても、なかなか購入することが出来ないと思います。
もしも迷っていたら、購入する前にご相談してみるのも1つの手段だと思います。
試奏
ギター購入で迷ってる人は、1度ナガサカギターさんのホームページにある試奏の動画があるのでご覧になってみてはどうでしょうか?
試奏動画とは実際にギターを演奏している映像です。
実際に演奏している様子や音を聞くことで、自分の中のイメージ固めにも一役かうと思います。
試奏をしているのはプロの方なので、そのギターの良さを存分に引き出してくれているはずです。
自分の理想のスタイルはどれなのかというのを、改めて考えることが出来ると思います。
ギター上達のコツ
ギターが上手になるには3つのコツがあります。
頭の位置・腕の動きをイメージする・指を滑らかに、この基礎とも言える3つのポイントを抑えましょう。
ギター歴の長い方でもスランプに陥る方も多くいます。
そんな方にも、まず基本に立ち返ってほしいと思います。
スポーツでもそうですが、基本に立ち返るのがギターでも大切なことなのです。
スランプの原因が基本の崩れという可能性は多いにあると思います。
では、まず頭の位置ですがダメなパターンは指先に集中しすぎて前屈みになることです。
前屈みになると、どうしても腕の可動域が限定され腕の動きが鈍ってしまいます。
次に腕の動きのイメージです。
コードチェンジで躓く人は、指や手首だけに頼っているのが原因だと思います。
腕と指などの連動を意識することでスムーズなコードチェンジが出来るでしょう。
最後に滑らかな指を意識することです。
どうしても指に集中しすぎると、無駄な力が入りがちです。
なのでリラックスし指の力を抜くことで、滑らかな指の動きをイメージしてみて下さい。
余分な力が入ってないことで、スムーズに演奏することが出来ると思います。
以上の3つのポイントを、ぜひ意識して試してみてください。
制作環境
ナガサカギターさんは一体どんなところで制作しているのか気になり調べてみました。
すると岐阜県美濃加茂市の自然豊かで、のどかな場所にあり周りは山に囲まれていました。
生活面での不便さはあると思いますが、モノづくりをするという意味では最適な環境なのかもしれません。
たしかに、現代社会の喧騒の中では集中して良いものを作れる環境は、あまり無いと私も思います。
この辺りでは季節によってホタルも見れるという事で、本当に美しいところで制作しているのだと感じました。
ホタルはキレイな所でしか生息できないといいますよね。
工房見学
事前の予約があれば、工房見学もやっているそうです。
ギターが好きな方や、制作などに興味があったり将来目指している方は一度お問い合わせしてみるのも良いでしょう。
ギターや素材選びなどに強いこだわりがある人が制作しているので、ギターについての知識をより深めるのに最適な工房見学だと言えますね。
工房の方も急に来られても困ってしまうので、必ずアポイントを取ってからの訪問をしてくださいね。
予約したのに、連絡も無しのドタキャンというのは絶対にやめましょう。
リペア
ナガサカギターさんはギターの修理はもちろん、弦楽器のリペアも多くやっています。
ギターの製作者は元々バイオリンの制作会社に努めており、様々な種類の弦楽器の修理をしていたそうです。
さらにギターの専門学校で制作も学んでいるため、しっかりとした経験と実績があるのです。
弦楽器は物であり消耗品であるので、使っていくうちにどうしても破損箇所が出てきてしまいますね。
弦楽器に限ったことではないのですが、修理は出来る限り早めにした方が良いので依頼も早めにしましょう。
リペアオプション
修理をするといっても弦楽器の種類によって、もちろん値段も変わってきます。
破損箇所や状態にも影響した価格になるでしょう。
リペアといってもオプションで修理だけでなく補強もしてくれます。
さらに自分が希望するならば、より良い物にグレードアップさせることも可能なのです。
よくTVなどでみる高いバイオリンなどを見て思うのですが、やはり弦楽器は長年使い続けることで音がまろやかになって良いものへとなっていくと思います。
物として扱うのではなく相棒として扱うことで、新たな考え方が生まれるかもしれませんね。
自分だけの特別なギターをご提供してくれる、Leaf Instruments – Nagasaka Guitarsさん
岐阜県美濃加茂市のナガサカギターさんは、一人一人に格別なギターを制作してくれます。
木材にこだわったギターをづくりをしており、だからこそ最高の音色を表現できるのです。
オーダーギターのお値段は安くはないですが、それ以上の価値がここのギターにはあると感じています。
注文は基本的にホームページからの注文になるのですが、東京・大阪・静岡に、それぞれ1件ずつ卸しているお店もあります。
最高の相棒を選ぶならナガサカギターさんのギターを検討してみて下さい。