東京にはグルメなお店がたくさん集まってきます。
中華、お寿司、ラーメンなどどれをとっても激戦区です。行列ができるおいしいお店でも数年すると閉店しているってこともあります。そんな厳しい環境下の中で安定して稼働し、店舗数もたくさんあるおそば屋さんがあります。
この記事を東京に住んでる人がみたら、がっかりするかもしれません。でも、全国の人いや、世界の人たちに教えたいのです。
「富士そば」です。
たぶんサラリーマンなら必ず一度は寄ったことのあるおそば屋さんです。お店によっては立ち食いだったりもします。とにかく都内を中心に至る所に店舗を構えています。感覚で言えば、牛丼の吉野家、世界的に言えばマクドナルドといったとこでしょうか。
東京が誇るTHEサラリーマン食です。たぶん牛丼より早く出てくるんじゃないかというスピードで出てきます。そして、立ち食いでささっと食べて仕事にもどるんです。海外の人がみたらクレイジーと言われるかもしれませんが、これが東京の文化です。
店内にインテリアなんてものはありません。なにも着飾ることなくできるだけ人を収容できるように配置されています。
オシャレ~、とかモダンな雰囲気♪とかの逆側に存在している店内です。昼に食べて、夜思い出そうとしてもなかなか思い出せない印象の店内です。しかし、これは店内にかぎったことではありません。名前だって「富士そば」ですよ!日本によくありそうな名前ですよね。富士山見えないし。外観もとくに派手さはなく印象に残りにくいと思います。

富士そばのお味は?
なにより、おそばの味です。これがまた印象に残らない。店内で「おいしいねー」といった会話を聞いたことがありません。10人以上客がいても、そばをすする音が聞こえてきます。
蕎麦といえば、コシやダシが重要です。八割そばとか十割そばとかのそば粉の配分なんかも重要ですよね。しかし、そんなこと考えてる暇はありません。後ろがつかえてるんで。早く胃にかけこんで腹いっぱいにして、次の人に席を譲らないといけません。なので印象に残りません。なんとなくおつゆは濃い目だったと思います。典型的な関東系のそばつゆですね。
それでもみんな知っています。
こんなにも印象に残らないそば屋さんですが認知度は非常に高いです。
例えば、渋谷にオシャレで有名なイタリアンの店があっても、新宿の人は知らないことが多いと思います。みなさんも東京に行ったらその辺歩いてる人に聞いてみてください。
「富士そば」知ってますか?と。
多くの人は知ってると言います。しかし、おいしいとかオススメ!とは言わないでしょう。
富士そば行こうよ!って言ってテンション上がる人はいないと思います。
つい行ってしまうお店
なんだかんだ言ってますが、私も相当な頻度で行っております。それは他の人も同じです。
ご飯食べるお店を選ぶとき、消去法で考えたときになぜか最後に残るんです。
この「富士そば」が。
着飾ることなく、ふらっと気軽に食べれるお蕎麦屋さん。
どんな時間でもやってるお蕎麦屋さん。
時間のないときにさっと食べれるお蕎麦屋さん。
かつ丼もあります。カレーもあったりします。
