私たちが日頃何事もなく生活している中で接している家の屋根や外壁。新築で家を建てたとしても、定期的にメンテナンスが必要で、劣化や老朽化をそのままにしておくと、雨漏りなどのトラブルの原因につながります。
そういった金属屋根材、雨樋、外壁全般を施工する職種を「建築板金」といいますが、今回はそんな建築板金業を営む神正板金にお伺いしてきたのでその様子を記事に残しておきます。
一般の方からのご依頼を受け付けていらっしゃるそうなので、屋根工事や建築板金に関することを検討中の方はぜひ参考にしていただければと思います。
仕事柄職人さんということで、話しづらい方かな?と最初は思ったのですが、とても気さくに仕事のことやサービスに関するこだわりなどを教えていただきました。
碧南 屋根工事修理 建築板金なら神正板金
基本情報
会社名 | 神正板金 |
---|---|
代表者名 | 片山 利彦 |
TEL/FAX | 0566-42-1795/0566-42-1792 |
資格 | 一級建築板金技能士 |
許可・認可 | 建設業許可 屋根工事 愛知県知事 許可 (般-22) 第57854号 建設業許可 板金工事 愛知県知事 許可 (般-22) 第57854号 |
事業内容 | 板金工事/ 金属平板加工及び施工 屋根工事/ 金属屋根 「折板葺 金属瓦葺 縦葺(瓦棒など) 横葺(AT葺など) リフレッシュ工法(古い屋根の上に新しい屋根を葺く)など」施工 雨樋工事/ 特殊加工した塩ビ、銅、鉄、ステンレス雨樋施工 外壁工事/ 金属サイディング、スパンドレル 角波 波板 プリント施工 |
愛知間碧南市を中心に屋根工事や修理建築板金工事業をおこなっている会社さんです。
アクセスマップ
神正板金 WEBサイト
WEBサイトはこちら → http://www.kamishobankin.com/
オフィシャルサイトには様々な情報が載っているので気になる方はチェックしてみては!?
そもそも建築板金とは?
建築板金とは一般に板金と呼ばれる金属板を利用することにより事業を営んでいる板金業には、大別して、建築板金と工場板金とがあります。
前者はおもに薄い金属板(薄もの)を使って、これを切断したり、折ったり、貼り合わせたり、変形させたり。
すなわち加工することにより、屋根・外壁・雨といをはじめ、厨房用金物・ダクト・天蓋・排気筒、あるいは内壁・工芸品など、主として建築板金製品を製造し、これを建築物の所定個所に取り付ける工事までおこなう業態のものをいいます。
これに対し、後者は、おもに厚い金属板(厚もの)を使って、原理的には前者と同様な加工過程を踏むことにより、自動車とか飛行機のボデー、あるいは諸装置を納めるためのキュービクルなどの板金製品を製造し、目的とする生産が主として工場内で完了する業態のものをいいます。
神正板金さんの場合は前者の方にあたり、建築現場に赴く前に金属板を加工したり、変形させたりして顧客のニーズに合わせた仕事をおこなっています。
使用している機械はとても大きいものでしたが、実際に操作に関しての説明をしていただいた時は、数ミリ単位のとても繊細な作業ということがわかりました。
私たちの知らないところで行なわれている作業ですし、初めてみる機械に圧巻でした。1つの作品を作り上げる職人の技術は本当にすごいなと感じます。
神正板金の業務内容
屋根修理
日頃生活している分にはほとんど見ることがない自宅の屋根ですが、期間の経過とともに劣化し定期的なメンテナンスが必要となります。
日々生活する上で不具合がない限りはまじまじと屋根を見る機会はないかもしれませんが、実は私たちが気付いていないところや見えていないところで劣化が進んでいるかもしれません。
屋根や瓦などは一般的に10年単位での点検が必要だと言われていますので、新築を建ててある程度の年数が経ってきた時には一度専門家への相談が必要になります。
屋根修理
急な雨漏りや瓦の劣化やひび割れなどを放っておくと、部屋の中に雨漏りなどが発生したりすることになります。
部屋の中に雨漏りが発生し、すぐに気づくことができればまだ問題がないのですが、例えば壁と壁の隙間に雨漏りしてしまった場合、壁にシミができてくるまで気づかないということもあります。
目で見て屋根が劣化している場合はもちろん、定期的なプロのメンテナンスをご要望の方も一度神正板金さんに相談してみるのがおすすめです。
外壁工事
日頃家を雨風から守ってくれている外壁も定期的なメンテナンスや塗り替えが必要になります。
定期的に塗り替えをおこなうことによって、家自体の寿命も延びますし見た目もよくなります。
外壁の1つの種類でもありますが、金属サイディングというものがあります。
金属サイディングとは?
成型・エンボス加工された金属板と裏打材によって構成された乾式工法の外壁材のことをいいます。
高品質が特徴の金属サイディング。耐火性、耐久性、耐候性、断熱性に優れており、デザイン性も高くさまざまな使い方ができるのが特徴です。
また、メンテナンスもほとんどいらない材料なので経済性にも優れています。
雨樋工事
雨水など屋根をつたって流れ落ちる水を問題がないところに排出してくれる役割を持っている雨樋。
こちらも屋根や外壁同様に普段生活している中でほとんど見ることがないので、どうしても後回しになってしまいがちですが、家の中で重要な役割を担っている箇所の1つといっても過言ではないでしょう。
風が強い日などに葉っぱやゴミなどが雨樋に溜まってしまったりすると排出不良が起こり、雨樋が壊れてしまったりする原因となります。
こちらも定期的に排水がちゃんとされているかのチェックなどをおこなう必要があるのですが、万が一一部が壊れてしまったり修復が不可能になってしまった場合は一度プロに相談しましょう!
片山社長にお話をお伺いしました。
神正板金の片山社長にお話をお伺いさせていただきました。
仕事のことや仕事に関することなど、初めて見る機械など建築板金の仕事の縁の下の力持ち的な部分を見ることができましたし、とても身になる時間を過ごさせていただきました。
家のことに関する様々な相談など、私が自信を持っておすすめできる方でした。
銅など金属で作った折り鶴(非売品です)
先ず神正板金さんに着いてお話を聞かせていただこうと応接室に案内されて座るとテーブルの上に鶴が置かれていました。
ぱっと見たところ紙で折られた鶴だと思ったので、最初はそこまで気にとめていなかったのですが、よくよく見ているとどうも紙にしては光沢があってキラキラしてるな….と感じていたので、マジマジと見つめてみると片山社長がその答えを教えてくれました。
っとのことでした。
自身が仕事で使っている技術をふんだんに活用してそれらを使い作品を作り上げるというのには本当に驚きました。オリジナリティもありますし、お客様に記念に渡したりすることもあると言っていたので貰える人は本当にラッキーです。
紙の素材で作った折り鶴ではなく金属板からできているものなので、これを作り上げる難しさは言わずとも伝わりそうです。
自身が作りあげた作品の細かなところにまでこだわりや出来栄えについて満足してないというところを聞いて、そういった丁寧さが仕事にも活かされているんじゃないかなと思いました。
しかも今回は特別に2つこちらの鶴をいただけました。単体での制作はおこなっていないようですが、興味がある方は片山社長に依頼してみては!?もしかしたら作ってくれるかもしれません。
では少し戻りまして仕事をするうえでどんなこだわりを持っていられますか?
そうだね。こだわりと一言で言ってしまうと難しいかもしれないけど、1つの作品という意識を常に持っているし、自分がおこなった作業や仕事に関しては誰よりも自信を持っているよ。
例えば屋根にしろ外壁にしろ、お客様は困って「プロに任せたい!プロに見てもらいたい!」という思いから予算を工面して仕事をもらっているわけだから、丁寧さはもちろん通りすがりの人が見た時にも「あぁ綺麗だな」と思ってもらえるように心がけているよ?こだわりになっているかな?
仕事の依頼があった時にお客様の立場に常に立って仕事をしているということですね!
そうだね!
でもお客様の立場やニーズに応えるというのは当たり前のことだし、それが最低限のレベルだと思っているからそれをウリにしているというわけではないよ。
お客様に満足してもらうのもニーズにしっかりと応えるのもどちらも当たり前だね。
仕事をしててどんな時が楽しいと感じたり嬉しいと感じることがありますか?
仕事が楽しい?無いよ!(笑)うそうそ冗談!
細かいところだけど、作業を行う前に「これはちょっと難しいかな〜」って思うような時があるんだけど、場所やその時の要望にもよって変わってくるけど、それらがバチっとうまくできたりすると「おー!」っと感じることがあるね。
一般の人だと難しく見えないかもしれないけど、丁寧さを忘れずに臨機応変に対応していくよ。他にもいろいろあるけど今一番最初に思い浮かんだのはそこだね。またあったら連絡するよ。
実際に片山社長に仕事を依頼したい場合はどうしたらいいですか?
最近は一般の方からの依頼も増えてきているけど、最初は先ず電話かメールで問い合わせをもらえれば大丈夫。
もちろん作業内容をこっちで勝手に決めてしまうこともないですし、事前に見積もりもご提示させていただくので気軽に相談してもらえれば大丈夫。
仕事の依頼や鶴もね!(笑)
気さくで笑いを交えながら話してくれる片山社長
今回はこんな調子で仕事のことに関して話しをしていただけました。
今回お伺いさせていただいたのは遅い時間にもかかわらずこちらの質問に最後まで付き合っていただき、緊張していた私をリラックスさせてくれるように気もつかってもらえ、本当に優しく仕事に厳しい方だと感じました。
神正板金 作業場
今回は特別に作業場も見せていただきました。
金属板をミリ単位で加工していく大きな機械です。
私たちはここまで大きい機械に触れることはほとんどありませんが、大きな機械だけあって動きを最小限に抑えて仕事をこなすことができたり、クオリティを高くする工夫が見られました。
男の子心をくすぐる綺麗な作業場は圧巻です。
仕事で使う様々な工具もかっこいいです。
使いやすいように整理整頓されている道具も見事です。
碧南の屋根工事や建築板金なら神正板金へ!
今回仕事でお忙しい中、さらに遅い時間にもかかわらずいろんなお話を聞かせていただきました。
一般の方からの依頼も簡単なものであれば受け付けてもらえるそうなので、定期的な屋根や外壁などのメンテナンスなど神正板金さんへ依頼してみてはいかがでしょうか!?
仕事への意識が高く、1つの作品にこだわる姿勢はまさに職人!といった感じです。話しやすく気さくに今回もお話をしていただきましたし今後何か建築関係に関することで相談がある場合は片山代表に相談してみようと思います。
電話番号 | 0566-42-1795(代表直通090-4254-9579 ) |
お問い合わせはこちら | http://www.kamishobankin.com/index.php?data=./data/l11/ |
最後まで読んでいただきありがとうございました。