愛知で産業廃棄物処理をしているGReenさんに産廃や自然環境についてお話を伺いました。


 

事業や会社が活動するにあたって出てくるゴミは廃棄物として扱われます。

中でも燃え殻や廃プラ、汚泥と言った物は産業廃棄物と言う分類に認定されます。

産業廃棄物を処分する専門の会社は世の中に沢山あります。

ですが、あまり知られていないかもしれませんが、産業廃棄物の処理には行政のルールによって細かく決められており違う方法で捨てることはできません。

知らないでは許されない事なので、改めて産業廃棄物の事を専門家にお話を伺いにいきました。

今回、取材にご協力していただいたのは愛知で産業廃棄物処理をしているGReenさんです。

ご協力ありがとうございます。

会社概要

会社名 GReen
郵便番号 〒458-0013
住所 名古屋市緑区ほら貝1-261
電話番号 052-877-0197
代表者名 山田勝俊

アクセスマップ

GReenさんってどんな会社?

GReenさんは自然環境を守る事を大切に考えていて、愛知県や三重県、静岡県などで産業廃棄物の処理を専門にしている会社です。

冒頭でも触れましたが、産業廃棄物の処理には行政で決められた細かいルールがいくつもあります。

産業廃棄物の種類も豊富で固形、液体、成分や材質によって処理の仕方が違ってきます。

中には取り扱いには細心の注意が必要なものもあります。

GReenさんは、後々のトラブルがおきないようにご依頼を受けたら、直接現場に行って廃棄物の分析をするそうです。

そうする事で確実な分析データを算出する事ができより正確な見積もりを作成することができるそうです。

メンテナンス

設備機器洗浄のメンテナンス

工場で使っている設備は清掃が必要なんですが、工場の種類によっては薬品などを生産する際に出てしまう産業廃棄物が発生するそうです。

ちゃんとした処理をしないと、環境汚染の原因になるだけでなく工場のコストパフォーマンスが低下してしまうことも考えられます。

例えば廃酸や廃アルカリは可能な限り中和して、高温酸化を行い無害化処理を行う必要があります。

GReenさんはそう行ったことにも環境を配慮して対応してくれます。

その他にも濾過材の交換や濾過器のメンテナンスも対応可能です。

ピットメンテナス

液体であっても企業で発生した汚水であれば、産業廃棄物として処理しなければなりません

このような汚水は一時的に工場内のピットと言われるプールのようなところに貯蓄されます。

ピットをそのままにしておくと、ピットの底に汚泥が蓄積してしまいピット内の貯留できる量が減ってしまいます。

GReenさんに頼めば溜まった汚泥もバッチリ清掃してもらえるそうです。

これで少なくなっていた貯留量を戻すことができます。

自然環境についての考察

地球温暖化が叫ばれる昨今では自然環境は日々蝕まれており、地球に住んでいる一人一人が自然環境について考えて何かしらの対策をしていく必要があります。

また自然環境の悪化によりほ乳類の25%、鳥類の12%、両生類の32%が絶滅する可能性があるとして懸念されています。

都市の開発拡張や工業地の発展など汚染や環境破壊の例をあげればキリがありません。

とはいえ、そう言ったことは個人がいくら頑張っても何かを変えることは難しいと思うのが自分の見解です。

しかし何もしないで、過ごしていては自然環境は悪化するばかり。

まずは目の前にあるほんの少しの手間で変えれる事から意識していくといいかもしれませんね。

簡単にできる自然環境を守るためのはじめの一歩

使っていない電化製品はこまめに消す。コンセントの差しっぱなしも避ける。

ガソリンで走る車には極力乗らず、可能な限り徒歩や自転車などを使う。

ゴミの分別を徹底する。空き缶やビン、新聞紙やペットボトルはリサイクルする。

食べ残しや油を台所に流さない。

エコラベルの製品など環境に優しいものを購入するようにする。

日本の産業廃棄物の量

日本の産業廃棄物の量は平成26年度に約4億トンもあります。

産業廃棄物の処理における再利用の割合はおよそ半分の50%前後になっています。

残りの約半分が中間処理で残りの数%が最終処理に持ち越されているのが現状です。

中間処理されている産廃の半数は木くずや瓦礫と言った殆どです。

その次に汚泥が15%程度と並びこの差は歴然です。

その他に廃プラや廃油等があります。

産業廃棄物の不法投棄による実態

産業廃棄物の不法投棄は年々取り締まりが厳しくなってきているために、15年以上前のピーク時期から減り続けてはいます。

ですがやはり無くなるわけではなく、27年度でも未だに年間で150件もありその総量としては17万トン程になります。

こういった社会的なモラルを守らない人がいるせいで大事な資源が減っているのもまた向き合っていくべき社会問題なんでしょう。

産業廃棄物を処理するために発生するダイオキシン

26年度において発生したダイオキシンの排出量は約20グラムになります。

ダイオキシンは猛毒?無害?

一般的にダイオキシンは人間に対して毒性を含む、猛毒だとも言われています。

ですが実際は殆ど毒素は無く、人間に対してそこまでの害はないという事が研究の結果として次々に上がってきています。

ですがダイオキシン類と言う物があり、無害な物、多少有害な物、猛毒なものと約200種類のダイオキシンが存在しています。

その中に焼却処分されていく産廃に有害なダイオキシンがあるのもまた事実で、皮肉にもダイオキシンを減らすべきなのに、ダイオキシンに対しての様々な研究が進められているのです。

主なゴミの種類

基本的にはちゃんと分別していればこういった問題も少しは良くなっていくはずなのですが、流石に全人口が大人しくこ

んな約束を守ってくれるわけがないのでこの記事を見てくれている方だけでも分別に心掛けてもらえたらうれしいです。

それでは分別の種類紹介をしていきたいと思います。

可燃ごみ

紙くずや木製の物から衣服などの繊維品など。

捨てる時はその地区ごとの専用の燃えるごみの袋に入れて捨てるようにしてください。

燃えないゴミ

主に金属類やガラス類、または茶碗やアルミ製の物などの

燃えないものはここに含まれます。

粗大ごみ

主に良く不法投棄されてしまう物はこの辺のゴミになってくるでしょう。

大型の家電製品、タンス、机から自転車など、普段捨てる場所がない物は粗大ごみとなってきます。

粗大ごみを捨てる場合は電気屋さんでリサイクル券を買うか、役所で粗大ごみ処理券をもらい、既定の日に出したいゴミ

に張り付けて所定の位置に置いておきましょう。

資源ごみ

これはもうおなじみになっていますね。

ペットボトルなどは資源ごみになります。

ペットボトルのキャップはまた違う分別をしたりもしますが場所にもよりますね。

空き缶、空き瓶、古紙も資源ごみとなっています。

使用済みの乾電池

乾電池は基本的にお買い求めいただいた電気屋さんに持っていき処分してください。

ホームセンターなどにも回収ボックスが設置されているのでそちらの方でも回収しています。

もっと細かく沢山の分別がありますが地域の指示に従って分別を行ってください。

廃棄物の分類について

廃棄物は産業廃棄物と一般廃棄物に分かれます。

一般廃棄物は事業系一般廃棄物、家庭廃棄物、特別管理廃棄物の三種類に分けられます。

産業廃棄物は特別産業廃棄物との二種類に分けられます。

産業廃棄物の種類は20種類ほどあります。

廃油、汚泥、燃え殻、ガラスくず、廃プラ、廃酸、ぱいじん、紙くず、繊維くず、木くず、動物の死体、動物性固形不要物、廃アルカリ、金属くず、鉱さい、ゴムくず、瓦礫類、動物のフン尿等になります。

特別産業廃棄物は10種類ほどあります。

PCB処理物、廃石綿等、PCB処理物、廃PCB、廃水銀等、有害産業廃棄物等があげられます。

リサイクルされて生まれ変わる身近な物達!

我々が普段飲み物や食べ物をはじめ、生活していると必ず出るゴミ。

その中でもめんどくさいと思われがちな資源ごみですが、国の規定に従い何気なくリサイクルするために資源ごみを分別していますよね。

ですがこの資源ごみが何に生まれ変わっているのかと言った細かい疑問を直説考えたことはありませんよね。

そんな資源ごみがどういった形に生まれ変わっているのかを知ることによって少しは資源ごみの分別を気にかけてくれるかもしれないと思い紹介していきたいと思います。

アルミ缶

アルミ缶は自分も良く使う自動販売機で良く手にします。

ジュースや炭酸などが入っていて保存の効く画期的なものですよね!

ですが飲み終わったジュースの缶などがどのような形に変わっているのか調べてみました。

アルミ缶は工場を見た方は知っているのかもしれないですが、大量の空き缶を鉄の塊のようなキューブ状に固めてアルミ工場に運ばれます。

運ばれたアルミ缶は高温で溶かされて新しいアルミ缶へと再度生まれ変わります。

この時全ての空き缶を溶解せずに4割ほどのアルミ缶は残されます、こうして残されたアルミ缶はより良い鉄の製造するために使われたり車の部品として生まれ変わったりしています。

スチール缶

アルミが来たら当然スチールでしょう。

ですがスチール缶はアルミと違い鉄が原材料となっています。

鉄にしている理由は、熱を通すことによって殺菌効果が得られるからです。

アルミと違いスチール缶に入っている飲料はミルクを使用するものなどが多いためにこの製法になっています。

アルミ缶では熱殺菌の過程に耐えきれないために鉄を使っています。

スチール缶のリサイクルもアルミ缶と同じで大量の缶を固めます。

この鉄塊がスチール缶になったり工事現場などで使われる鉄骨や鉄筋、または鉄板などと言った物に生まれ変わります。

ペットボトル

こちらも自販機で良く目にする我々の生活に欠かせない資源です。

最近はペットボトルのリサイクルも細かく、キャップを外して分別することが普通になってきました。

このペットボトルですが本当に色々な物に変わります。

衣料品と言った自分たちが普段着ている服から、仕事用の作業着やスーツ、帽子、エプロン等の繊維品から名刺、定規、障子紙等と上げ出したらキリがありません。

漫画や雑誌は良く売れます。

週刊誌などが特にそうなのですが、たまった週刊誌がよく捨てられているのを見かけます。

会社などではシュレッダーにかけられた紙などが大量に廃紙として出てきます。

紙は基本元の形にリサイクルされます。

雑誌は雑誌に、紙はトイレットペーパー等に変わります。

愛知県で産業廃棄物処理をお考えの方はGReenさんに見積もり依頼をしてはいかがでしょうか?

GReenさんは愛知県だけでなく岐阜県や三重県、静岡県で産業廃棄物処理をしている専門業者です。

お見積りの際には必ず現地にいって産廃を確認する事で正確なデータ分析をいたします。

直接現地でのデータ分析をする事で間違いのない見積もりを作成できますので、安心して依頼する事ができると思います。

愛知県や岐阜、三重、静岡で産業廃棄物処理をご検討中の方はお見積りをしてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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