こんばんは、Dr.ガリンコです。
今年のバレンタインはいつもと少し違ったバレンタインを。
そう考えている人も多いんじゃないかとグラスを傾ける今日この頃。
バレンタインに何をするかお悩みの方。
今年はカクテルなんて飲んで、少し大人なバレンタインを過ごしてはいかがですか?
カクテルに使われているリキュールなどにも、実は愛にまつわる物語があったりして素敵なんです。
というわけで、今回はバレンタインに是非味わって欲しいカクテル、リキュールを紹介していきます!
バレンタインにぴったりな愛のリキュール
まずはディサローノ・アマレット。別名『愛のリキュール』とも呼ばれています。
お菓子作りにもよく使われるリキュールで使ったことある人もいるんじゃないでしょうか?
歴史は意外に古く、500年前に絵描きに恋した修道院の女性が作って、絵描きに想いを込めてプレゼントしたものがアマレットの始まりとされています。
ロマンチックですね。
杏の核の部分を使ったリキュールで味はとても甘く、アーモンドの香りが特徴的です。
アマレットを使ったカクテルで有名なものは『シシリアン・キス』や『ゴッドファーザー』、『イタリアン・スクリュー・ドライバー』などが有名です。
お菓子作りに使っても良し、カクテルに使って飲んでも良し、まさにバレンタインにぴったりのリキュールです。
バレンタインを素敵に演出する大人なチョコリキュール
続いて紹介するのはチョコレートの王様ゴディバです。
ゴディバといえば高級チョコレートとして有名ですが、実はリキュールも出しているんです。
カカオから厳選されて作られたこのリキュール、味はもちろん折り紙付きです。
この時期になるとゴディバを前面に押し出して、バレンテインの限定カクテルを出すバーもあります。
チョコのリキュールなのでミルクや生クリームとの相性がとても良く、個人的にはバニラアイスにかけて楽しむのが最高に美味しいと思っています。
バレンタインにただチョコをプレゼントするのではなく、チョコリキュールをプレゼントして一緒にカクテルを楽しむのも素敵かもしれませんよ。
かの有名な音楽家と同じ名前のリキュール
次にモーツァルト・チョコレートクリームリキュールです。
かの有名な音楽家モーツァルトと同じ名前です。
それもそのはず、このリキュールはモーツァルトの出身地であるオーストラリアのザルツブルクで作られているのです。
しかも、製造の最終過程でモーツァルトの音楽を聴かせて滑らかな味わいに仕上げていくとのこと。
作り手の思い入れを感じさせられます。
味は同じチョコリキュールのゴディバに比べると少しまろやかな甘さで女性でも飲みやすいと思います。
ロックで飲んでも美味しいですし、シャンパンで割っても飲みやすいです。
バーのカウンターでモーツァルトのシャンパン割りで乾杯するのも大人な感じがして素敵ですね。
他にもブラックチョコレートやホワイトチョコレートもあるので、そちらも機会があれば是非。
アイリッシュウイスキーを使ったクリーム系リキュール
最後に紹介するのはベイリーズです。
アイリッシュウイスキーを原材料に使っているのでキツいイメージがあるかもしれませんが、意外にも甘くて飲みやすいリキュールです。
ちなみにクリーム系のリキュールとしては世界一の販売量を誇ります。
なぜアイリッシュウイスキーが使われているかというと、原産国のアイルランドでは昔からウイスキーにクリームを入れて飲む習慣があり、それをリキュールにする際によく飲まれていたアイリッシュウイスキーが選ばれたとのことです。
味わいとしてはキャラメルミルクを飲んでるような感じで、デザート感覚で楽しむことができます。
ミルクで割っても飲みやすいですし、コーヒーで割って飲むのも個人的にはオススメです。
いかがでしたか?
今回は少し変わったバレンタインを演出するという目的でバレンタインにぴったりなリキュールを紹介してみました。
元バーテンダーの私としては、もっと色々なお酒を紹介していきたいのですが、それはまたの機会に。
お菓子を贈るいつものバレンタインとは趣向を変えて、お酒を交えて大人なバレンタインを過ごしてみてはいかがですか?
家でカクテルを振る舞うのも良し、少しおしゃれなバーでグラスを傾けるのも良し。
今年のバレンタインが読んでくださった方々にとって素敵な思い出になりますように。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。