ひな祭りの食事って?ひな祭りに食べて欲しい料理メニューをご紹介!


 

こんにちは、Dr.ガリンコです。

2016年も残り僅か、ますます寒くなる年の瀬を如何お過ごしでしょうか?
お正月など年が明けてからのイベントの準備を考えている方もいるんではないかと思います。
受験やバレンタインなど、2017年も毎年恒例のイベントがあるわけですが、今回は少し先取りでひな祭りの時に食べる料理を紹介していきます!
初めてひな祭りを迎えるけど、どんな料理を作ればいいか分かんないと思っている人は必見ですよー!!

そもそもひな祭りの食事とは?

ひな祭りといえば、雛人形を飾って食事をしてみんなでお祝いをするイベントです。
歴史はかなり古く、昔の人が紙で作った人形を川に流して厄除けをする『流し雛』と、平安時代の貴族の子供の『おままごと遊び』が結びついて今のひな祭りの形ができたと言われています。
今のようにひな壇に人形を飾る豪華な形になったのは江戸時代からで、自慢の雛人形を見せ合う『ひな合わせ』などもあったそうです。
嫁入り道具の一つになったり、町をあげてお祝いしたり、歴史の中で華やかになっていった雛人形とひな祭りですが、元々は女の子の健やかな成長を祈る節句の年中行事です。
だからこそ雛人形に与えられた役割や食事のメニューにもちゃんと意味があるのです。
日本の伝統行事って本当に深いですね。。。
前置きが長くなってしまいましたが、ひな祭りの食事で食べて頂きたい伝統ある料理をご紹介します!

ひな祭りの食事の定番料理!

ひな祭りの食事といえば、まずはこちら!
『ちらし寿司』です。
定番中の定番料理として浸透しているちらし寿司ですが、実はちらし寿司そのものにいわれはないのです。
ちらし寿司に使われる具材が縁起が良いということでひな祭りで食べる食事として広まっていったそうな。
例えば、海老には『腰が曲がるまで長生き出来ますように』という意味であったり、レンコンに『将来の見通しが良くなるように』という意味が込められためでたい料理なのです。
三つ葉や人参などの華やかな飾りが春を呼び込んでくれるということで、ひな祭りの食事として定着したみたいです。
最近では簡単に作れるちらし寿司の素なども売っているので、昔に比べると作りやすくなった料理でもあります。
手毬寿司やお雛様を型どったお寿司も人気みたいですよ!
ひな祭りのめでたい食事に、華やかなちらし寿司を振舞ってはいかがですか?

ひな祭りといえば忘れてはいけない料理!

続いてはこちら!
『はまぐりのお吸い物』です。
こちらもひな祭りの食事としては鉄板ですね。
でも、何故はまぐり?と思う方もいるんではないかと思います。
私もひな祭りの料理にはまぐりが使われる意味が分かってませんでした。
実はちゃんとした意味があって、古来日本では二枚貝は女性やお姫様を表すと考えられていました。
さらにはまぐりは貝を一枚ずつに外すと、他のはまぐりとは合わさらないのです。
そんなことから『一生、一人の人に添い遂げる』という意味があり、『良い相手と巡り会えますように』という親の願いが込められているのです。
女の子の幸せを願うひな祭りに食べる食事としてはぴったりの料理ですね。

ひな祭りの料理のお供に!

続いては料理ではないですが、ひな祭りの食事にはつきものの『甘酒(白酒)』です。
めでたい席で飲んだことある人も多いのではないでしょうか?
元々は桃の花びらを漬けた桃花酒と呼ばれるものが始まりで、今の白酒が定着したのは江戸時代と言われています。
桃は古くから邪気を払い、気力や体力を充実させるということでめでたい席で桃花酒が振る舞われていたわけですが、女性にも飲みやすい味と桃の花と白いお酒の対比がめでたいということで、ひな祭りのメニューの一つとして定着したみたいです。
桃が百歳を表す『桃歳(ももとせ)』にも通じることもあって、長生きできるようにという願いも込められているみたいです。
ひな祭りだけではなく、めでたい食事の席で振る舞われる理由がわかりますね。
ただ、ひな祭りは女の子が主役なのでアルコールが入っていないノンアルコールの甘酒を用意してあげてください。

これぞひな祭り!

続いてはひな祭りの料理と言い難いですが、『ひなあられ』です。
これもひな祭りで食す定番中の定番ですね。
何気なく食べるひなあられですが、もちろんひな祭りならではの意味が込められています。
昔『ひなの国見せ』と呼ばれる雛人形を持って、野山や海辺に出かけてお雛様に春の景色を見せてあげるという風習があった頃、食事と一緒に持っていた和菓子が始まりと言われています。
ひなあられには3色のものと4色のものがありますが、3色の場合は白が『大地のエネルギー』、桃色が『生命のエネルギー』、緑が『木々のエネルギー』を表すと言われています。
4色のものは白・黄・桃色・緑で四季を表すそうです。
ひなあられを食事と共に食べることで、自然のエネルギーを体内に取り込み、『健やかに成長できますように』という願いを込めるんだとか。
ひなあられは意外とありがたい食べ物なんです。
ひな祭りの豪華な食事と合わせて頂きたいですね。

最近ではこんなものもひな祭りの料理に!

最後はこちら。『ひな祭りケーキ』です!
色などは華やかにすることが多いですが、特に言われも何もありませんww
最近ではケーキに限らず、スイーツを菱餅やひなあられの代わりに振る舞うことも増えているそうです。
お雛様がのったケーキを受注するケーキ屋さんも増えているみたいで、ひな祭りが伝統行事というよりハロウィンやクリスマスなどのイベントと同じように広まっているということかもしれません。
菱餅と同じ3色のプリンやマカロンもあるみたいで正直驚きです。
人が集まってひな祭りパーティーをするのであれば、ひな祭り伝統の料理だけではなく、現代風のひな祭りスイーツを出すのもいいかもしれませんね。

いかがでしたか?

今回はひな祭りの食事で出される伝統的な料理とその料理に込められている意味を紹介してみました。
華やかなひな祭りの料理は作るのも楽しいと聞きます。
見て良し、食べて美味しいのひな祭りのお食事。
仲の良いみんなで集まって、華やかな料理と甘酒を片手にパーティーで盛り上がるのも素敵です。
少し気は早いですが、2017年は普段と少し趣向を変えたひな祭りパーティーを企画しても面白いと思いますよ!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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